2024年1月31日
生産量の変化による”雇いすぎ”や”人手不足”を解決。農業における南魚沼マッチボックスの活用事例
八色しいたけ事業協同組合

八色しいたけ事業協同組合 駒形様
今回は南魚沼市にて、きのこをパッケージする事業を展開する「八色しいたけ事業協同組合」の駒形様にお話を伺いました。生産状況の変化に応じて適切な人員確保を実現した事例を紹介します。
駒形様:私は八色しいたけとは別に駒形農産という会社の代表をしていまして、そちらではふるさと納税の返礼品としてお米をお届けしています。その関係で、南魚沼マッチボックスの案内が届きまして、「これは駒形農産では合わないけれど、八色しいたけなら活用できそうだ」と考えて、導入を決めました。
駒形様:農産物なので、どうしても農家さんから入ってくる椎茸の量もアップダウンがあるんです。
収穫量の多いタイミング、少ないタイミングのどこに合わせて人員を確保するかという点が課題でした。
収穫量の多いタイミングに揃えると、少ない時期に仕事量が不足してしまうし、少ない時期に合わせると収穫量が多いときに処理ができなくなる。
大体平均のところで雇用人数を決めているので、上振れしたときは残業をしたり早出をするなどして、今までは対応していました。
導入の決め手は「市公式サービス」であるという安心感
駒形様:南魚沼マッチボックスだと市内の方が来てくれるため、なかには同級生のお姉ちゃんや、近所の方がいたりとか、すごく親近感があるというか、地元の話もできるし、全く知らない人でも安心感が違います。
過去に他の単発バイトの媒体は使われたことがありますか?
駒形様:あります。以前は別の単発バイトのサービスを利用していました。
南魚沼マッチボックスは市の公式サービスということもあり、現在はこちらをメインに動かしています。
マッチボックスの導入にあたって不安な点はなかったですか?
駒形様:不安な点はなく期待しかなかったです。やっぱり市の公式サービスという点に安心感がありました。
マッチボックスによる給与の立替払いなどは、求職者の方も安心する部分ですよね。
使ってみたら来てくれる人もすごく良い方たちが多いし、また使いたいなと思っています。
マッチボックスではどのような内容で募集を出されていますか?
駒形様:農家さんが持ち込んだきのこをパッケージするお仕事をお願いしています。
きのこの収穫量がある程度減ってきたら求人を取り下げていって、増えたタイミングでまた掲載するという使い方です。

(製造ラインの様子)
駒形様:3ヶ月くらいで30名以上は来ていただいたように記憶しています。
連続で何日も来ていただいている方もいます。
駒形様:結構多いです。やっぱり室内の作業なので、多くの人にとって働きやすい環境なのかと思います。
あとは土曜日だったらお子さんを誰かが1日くらいなら面倒みてくれるからバイト行こうかという主婦の方もいました。
結構多種多様です。
単発で来た方にお仕事を教える際はどのようにされてますか?
駒形様:役職者、管理職が3名いますので、その方たちからマニュアルを使って、勤務日の朝にしっかりと説明をしてもらっています。きのこをグラムに合わせて袋に入れる作業なので、そんなに難しくはなく、大体1~2時間すれば一人で出来るようになる方が多いです。ある程度までは目の届く範囲で確認をしながら、あとはお任せして、時々確認に行く形でお任せしています。
働き手同士の交流もあり、コミュニケーション面も安心
南魚沼マッチボックスを通して来られる方は、どのような方が多いですか
駒形様:本業の仕事を持っておられて、空き時間で来ている方が多い印象です。
あとは求職中で色々な仕事をして自分に合っている仕事を探している方も何人かいました。
今までがサービス業などまったくの異業種で、こういった工場ライン作業というのはやったことなかったけれど、マッチボックスであれば気軽にそれが体験できるので、求職活動の一つの材料として応募したという方もいました。
弊社は募集をかける際は5~6人という単位でお願いするのですが、同じ休憩室で休憩したり食事をとっていてもそこで初めて会った方たちがちゃんとコミュニケーションをとって和気あいあいとご飯を食べたりしているので、コミュ二ケーション力もある人たちだなと。すごく安心してお願いできます。