プレスリリース
2025-07-02
株式会社Matchbox Technologiesは、2025年7月に三島信用金庫(本店:静岡県三島市、理事長:髙嶋 正芳、以下三島信金)と顧客紹介契約を締結しました。
当社は、企業が自前でスポットワーカー(※1)を登録・採用・管理できるセルフソーシング(※2)SaaS「matchbox(マッチボックス)」を提供しております。また、地方自治体に対して「マッチボックス」を活用した自治体公式就業プラットフォーム「自治体公式マッチボックス」の構築・運用をサポートしており、現在、静岡県伊東市を含む8県17自治体が13のプラットフォームを運用しています。
三島信金は、静岡県内の各営業店において、法人顧客への「マッチボックス」の利用促進を行います。また、伊東市内の営業店においてはポスターの掲出やチラシの掲出等を行い、法人顧客と個人顧客に向け「伊東マッチボックス」の利用を促進します。
※1 スポットワーカー:短時間・短期間で企業と雇用契約を結ぶ働き方「スポットワーク」を選択する労働者のこと。スポットワークはスキマバイトや雇用型ギグワークとも呼ばれ、ギグワークとは雇用関係の有無で区別されることがあります。
※2 セルフソーシング:人材を自社独自のデータベースに登録して人材募集を行う「matchbox」の仕組みについて、アウトソーシングと対比した「セルフソーシング」という名称で商標を取得しました。当社は商標のほかにも、安心・安全なセルフソーシング文化を推進するための独自技術に関連する15件の特許群を取得しています。(特許について:https://business.matchbox.jp/patent )
当社は、8県17自治体に「自治体マッチボックス」を提供しています。静岡県においては、伊東市が2023年12月より伊東市公式就業マッチングプラットフォーム「伊東マッチボックス」を運用しており、本年8月1日(金)には富士宮市が富士宮市公式就業マッチングプラットフォーム「富士宮マッチボックス」を開設いたします。(詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000068701.html)
「自治体公式マッチボックス」に登録した事業者は、1日・数時間単位の求人を無料で簡単に掲載することができ、急な人手不足や繁忙期に対応できるようになります。また、「マッチボックス」の「セルフソーシング機能」を活用すると、過去に雇用したスポットワーカーや退職者(OBOG)、現役従業員やアルバイト等を各社専用の人材データベースに貯めることができます。働き手のスキルや勤務状況の一元管理、自社メンバー限定の求人公開、応募者の選択採用等もできるため、信頼できる人材を確保していくことが可能です。
求職者は、サイトやスマートフォンのアプリケーション等で地域の求人を簡単に検索でき、1日・数時間から応募できます。自分のライフスタイルに合わせて働くことができる柔軟な求人掲載で、子育て世代の方や高齢者、介護離職者や学生など、多様な人材が働きやすいプラットフォームをめざしています。
このように、「自治体公式マッチボックス」は、地域の事業者と求職者双方に多様な働き方や人材確保の新たな可能性を提供しています。
当社と三島信用金庫は本提携を通じ、地域企業の人材確保と誰もが柔軟に働ける地域社会の創出を支援することで、地域経済の活性化や地域課題の解決につなげていくことをめざします。
三島信用金庫は「顧客・地域、金庫そして従業員が同じように栄えること」を願う「共存同栄」の経営理念のもと、静岡県東部および伊豆半島を中心に事業展開しています。地域で集めた資金を地域の中小企業や個人に還元し、地域経済の発展と生活向上に貢献するため、お客さまの多様なニーズに応える金融サービスを提供しています。また、地域社会とのつながりを大切にしながら、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
三島信用金庫公式サイト:https://www.mishima-shinkin.co.jp/
人材不足は国全体が抱える悩みであり、静岡県東部・伊豆地域においても同様の課題があります。自治体マッチボックスは域内に眠る労働力の掘り起こしができる仕組みで、特に主婦層や高齢者層の取り込みができるものです。さらに、その後の正社員化にも繋がることから、人材不足に悩む事業者の課題解決策になるものと期待しております。
私たちマッチボックステクノロジーズは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、雇用側の金銭的・人的コストの効率化および「働き手が安心して柔軟に働ける社会」の実現をめざしています。今後も自治体や地域の金融機関との連携を通し、地方の課題解決に貢献してまいります。
以上