「さどマッチボックス」を運営する佐渡市が 全国自治体先進モデル事例「地方創生AWARD2025」を受賞

プレスリリース

2025-11-05

 株式会社Matchbox Technologiesがシステムを提供し、新潟県佐渡市(市長:渡辺竜五)が運営する自治体公式就業プラットフォーム「さどマッチボックス」がこの度、「地域事業者人手不足解消のためスポットワーク・プラットフォーム運営事業」として「地方創生AWARD2025」の地域事業者支援部門にてグランプリを受賞しました。

 当社は、企業や自治体が簡単に独自のスポットワークプラットフォームを構築し、1日・数時間単位の柔軟な働き方を実現するクラウド型システム「matchbox(マッチボックス)」を提供しており、現在、9府県58市町村にて、マッチボックスを活用した「自治体公式マッチボックス」の運用支援を行っています。

 今回の受賞を受け、佐渡市は2025年10月22日(水)に開催された第3回公民連携推進セミナー「地方創生AWARD」にて、地方自治体独自の先進的な取り組み事例を発表しました。

(写真左より)佐渡市長 渡辺竜五氏 / 公民連携推進機構アンバサダー 穐田和恵氏

■「さどマッチボックス」について

 「さどマッチボックス」は、雇用機会の拡充とサスティナブルな就労環境の実現を目的に、2023年6月に佐渡市が開設した自治体公式のスポットワークプラットフォームです。市内の「眠れる労働力」を掘り起すことで、地元企業の働き手不足の解消、およびそれに伴う地元企業や地域コミュニティの活性化、そして「多様で柔軟な働き方で、より多くの人が活躍できる社会」をめざしています。

 「さどマッチボックス」では、宿泊業、飲食業、農業、建設業など幅広い分野の地域密着型の求人と、子育て・介護中の方、高齢者、学生など、多様なライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を希望する地元住民を、地域内で効率的にマッチングしており、2025年9月末時点での実績は、登録者数2,858名、登録事業者数208事業所、掲載件数11,564件、採用件数4,867件となりました。さらに、有資格者の採用を含めた医療現場での活用や、佐渡市子ども若者相談センターと協力した地域福祉のサポート事業なども行っています。

 令和7年度4月~9月にかけての半年間の採用件数は、すでに令和6年度一年間の採用件数の合計を超えており、さらなる活用の広がりが予想されます。

■人手不足の業界での採用実績などが評価され、「地域事業者支援部門」にてグランプリを受賞

 本年度の「地方創生AWARD2025」では、先進的な公民連携事業として、合計8部門・8自治体が表彰されました。佐渡市の「地域事業者人手不足解消のためスポットワーク・プラットフォーム運営事業」は、人手不足とされている業界での採用実績、関係人口の増加、移住後の体験就業、地域経済の活性化などの観点で総合的に評価され、「地域事業者支援部門」にてグランプリを受賞しました。

第3回公民連携推進セミナー「地方創生AWARD」の開催概要

開催日時:2025年10月22日 14:00~16:30

開催会場:衆議院第一議員会館 大会議室

主 催:一般社団法人公民連携推進機構

後 援:内閣府、経済産業省

■本受賞に対する佐渡市のコメント

 このたび、地方創生AWARD2025で当市の取組が地域事業者支援部門のグランプリを受賞したことを、大変嬉しく思います。この受賞は、株式会社Matchbox Technologies様との連携のもと、多くの皆様のご協力により実現できたものと感じております。心より感謝申し上げます。

 これからも、地域事業者の声に耳を傾けながら、協働を通じて、人材不足の課題解決に取り組んでまいります。

私たちマッチボックステクノロジーズは、デジタル技術を活用し、「誰もが柔軟に働ける社会」の実現をめざしています。今後も地方自治体との連携を通じて、地方の課題解決に貢献してまいります。

以上

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