プレスリリース
2024-08-05
株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社⻑:佐藤 洋彰)は1日・数時間単位の求人と働き手をオンラインでマッチングする自治体公式の就労マッチングプラットフォームの構築・運用をサポートしています。この度、マッチボックステクノロジーズは新潟県新潟市(市長:中原 八一 なかはら やいち)と「新潟市単日短時間就労マッチングプラットフォーム構築事業」として、2024年8月8日(木)より市公式の就労マッチングプラットフォーム「にいがたCITYマッチボックス」(URL:https://matchbox.jp/niigata/niigata-city )の開設とアプリケーションの提供を行います。新潟市内の求人が「にいがたCITYマッチボックス」のwebサイトおよびアプリケーション上に集約され、全国から閲覧・応募することができるようになります。プラットフォームはマッチボックステクノロジーズが管理保守・運用を行います。
新潟市は本事業を通じ、柔軟で働きやすい就業環境を整備し、積極的に働きたい人のみならず学生や介護・育児中の方、高齢者などの固定勤務が難しい方のお仕事への参加も促します。
就労マッチングプラットフォームである「にいがたCITYマッチボックス」を開設することで、働き手は1日・数時間単位の柔軟に働くことができる求人をデジタルで簡単に閲覧・応募できるようになり、企業は簡単に求人を出すことができるようになります。有名チェーンも含めた様々な飲食店や介護、製造などのお仕事だけでなく学校でのお仕事、トレーニングジムやイベントのスタッフ、地元球団新潟アルビレックスBCの球場スタッフや飲食ブース販売スタッフなど様々なお仕事の掲載が予定されており学生の方も働きやすくなっています。さらにリモートワークなど働き手の環境に合わせた求人も今後展開される予定です。また、企業と働き手の双方の合意のもと登録を行うことで長期的な繋がりを持ち登録者だけの限定求人に応募することも可能になります。短期単発の柔軟な働き方や長期的な関係、多様な働き方に対応することで、地元で理想的なお仕事と働き手をマッチングすることが可能になります。
本プラットフォームでは応募が簡単で柔軟な条件の求人が集約されるため働き手の利便性が高くなっています。また、利用事業者側の労務管理も自動化されているため、事業者は安心して柔軟な就労条件で求人を出すことができます。利便性の高さにより働き手が集まることで、企業が柔軟な条件の求人をより多く出すことができるという好循環のサイクルを目指します。
また、マッチボックステクノロジーズは湯沢町をはじめとする新潟県内の4自治体と、同様の仕組みを持つ自治体公式のプラットフォームを開設しています。短期単発の柔軟な就労を通じ相性のいいお仕事を探し、気に入った職場で長期的な就労を行ったり最終的には正規雇用などの長期雇用に繋がった方もいます。マッチボックステクノロジーズはこれまで「ゆざわマッチボックス」「ながおかマッチボックス」「南魚沼マッチボックス」「さどマッチボックス」を開設しており、それぞれの登録者数と設置自治体の労働人口に対する割合の平均は約10%となっています※。
※例えば令和2年国勢調査によると湯沢町の人口は7,897人(2023年7月末現在)、労働力人口は3,532人で、ゆざわマッチボックスの登録者数は1,000人を突破しています。
「にいがたCITYマッチボックス」の利用申し込み事業所数は約120事業所となっており(※2024年8月2日時点)、2024年8月中を目処に約500件の求人掲載を見込んでいます。宿泊業、飲食業、製造業、スポーツ関連など様々な業態で求人掲載を予定しています。今回求人を掲載するプロ野球球団の株式会社新潟アルビレックス・ベースボール・クラブは「ホームゲームでの飲食販売スタッフ等の求人を掲載予定です。にいがたCITYマッチボックスを通じて地域の皆様と繋がることを期待しています」とコメントし地域のスタッフを発見できる可能性に期待を寄せています。また、ピア万代にも寿司チェーンを出店している株式会社弁慶は「短期間で必要な人材を確保できる点やマッチングシステムを通じて迅速に人材を確保することで、人事担当者の業務負担が軽減される点から期待が持てます」と人材の確保と企業側の負担減を両立できることを評価しています。NSGグループで介護サービスを提供している株式会社はあとふるあたごは「来たる介護人材不足に備え、短時間労働の方も戦力化していく必要があります。その採用ツールとなり大変助かりました」と業界構造の変化にも対応するツールとしてマッチボックスを捉えています。
マッチボックステクノロジーズは本事業の普及のために第四北越銀行とビジネスマッチング契約を締結しています。第四北越銀行は、各店舗で個人顧客に「にいがたCITYマッチボックス」の利用を促したり、法人顧客に求人を出す事業所としての登録を促します。第四北越銀行はこれまでマッチボックスが展開されている佐渡市、長岡市、湯沢町、南魚沼市でも普及活動を行っておりましたが、新潟市への導入を機に普及を本格化します。第四北越銀行の事業開発企画部の佐藤副部長は「人口減少に伴い地方の人手不足の深刻化が年々高まってきている中、地域社会全体で働きやすい環境を創ることで、地域や企業の持続的成長に貢献できるよう弊行もマッチボックスの取組について引き続き可能な限りご支援させて頂きたいと考えています」と述べています。
Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、人や組織の課題解決を目指していきます。
以上