プレスリリース
2024-11-27
株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社⻑:佐藤 洋彰)は1日・数時間単位の求人と働き手をオンラインでマッチングする自治体公式のスポットワークプラットフォームの構築・運用をサポートしています。マッチボックステクノロジーズは2022年7月から、新潟県南魚沼郡湯沢町(町長:田村正幸 たむらまさゆき)の「デジタル技術を活用した労働環境提供・効率化事業」において、湯沢町公式スポットワーク※1プラットフォーム「ゆざわマッチボックス(URL:https://matchbox.jp/niigata/yuzawa)」の運用を受託しています。
今回、湯沢町は2024年11月8日(金)に開催された全国の市区町村の創意工夫あふれる取組を発表、表彰する「行革甲子園2024」にて「デジタル技術を活用した労働環境提供・効率化事業」として「ゆざわマッチボックス」の事例を発表し、審査委員長特別賞を受賞しました(行革甲子園公式HP:https://g-koushien.com/)。
※1スポットワークとは短時間・短期間で雇用契約を結ぶ働き方のこととされています。スポットワークは雇用型ギグワークとも呼ばれ、ギグワークとは雇用関係の有無で区別されることがあります。
「ゆざわマッチボックス」は自治体公式のスポットワークプラットフォームで、事業者はサイトおよびアプリケーション上に簡単に求人を出すことができ、働き手はサイトやスマートフォンアプリケーション上から湯沢町を就業地とする様々な求人に対し、1日・数時間単位から申し込むことができ、多様な働き方の選択肢や所得の向上、企業の人材確保及び生産性向上を実現しています。
湯沢町は全国初の「自治体公式スポットワークプラットフォーム」を開設し、令和4年7月から令和6年5月末までの期間の実績は、登録者数1,265人、掲載企業数75社86事業所、掲載件数33,847件、採用件数6,065件、単発雇用から長期雇用への移行者数51人となりました。さらに、他の政策とも連携し、インターンシップやお試し就業、保育士の採用なども行っています。
「行革甲子園2024」は、35都道府県の78市区町村から97事例の応募があり、1次審査を通過した7団体によるプレゼンテーションが愛媛県松山市で行われました。「デジタル技術を活用した労働環境提供・効率化事業」はその取組が評価され、審査員(学識経験者、有識者及び愛媛県知事)の評価とオンライン投票により審査委員長特別賞を受賞しました。また、オンライン投票の票数は湯沢町が最多得票数でした。企業の人材不足と柔軟に働きたいが手段が限られていた働き手の課題をDXの力を使って解決しており、季節によって繁閑の差がある業態にも対応している点が他に例を見ない事例であるとの審査委員長からコメントをいただき審査委員長特別賞の受賞となりました。
■本受賞に対する湯沢町 企画産業観光部企画観光課 笛田利広 観光商工係長のコメント
この度は、輝かしい賞を頂戴し、誠に光栄に思います。
資料作成及び発表にあたっては、評価のポイントである以下の三点を意識し、臨みました。
創(そう):創意あふれる取組か、独創性・先進性があるか
効(こう):費用対効果の高い取組か
種(しゅ):他にアイデアの種を提供する取組か(他の自治体に広がる取組か)
開設以来、人口約8,000人の町としては上出来な成果が出ておりますが、その点だけでなく、取り組むに至る背景、狙いの明確化、他への展開、今後の展望などをしっかりとお話させていただきました。トップバッターであったことや会場の厳粛さに極度に緊張し、言いたいことが走り走りになってしまった発表ではありましたが、賞をいただけたことを嬉しく思います。
<行革甲子園2024 概要>
・日時 令和6年11月8日(金) 12時30分~17時
・場所 松山市民会館「中ホール」
・出席者 愛媛県知事、全国の自治体職員 等
・内容
書類審査を通過した7団体によるプレゼンテーション
審査員(学識経験者、有識者及び知事)による審査
表彰(最も優れた取り組みをグランプリとして表彰)
・大会生配信URL
https://www.youtube.com/watch?v=I7zU50GWNls
以上。