ビル清掃のザイマックスサラ、デジタルを活用し外国人技能実習生の労務管理を効率化 「matchbox」により100人の技能実習生の労務管理をデジタル化

プレスリリース

2022-05-13

 株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社:新潟県中央区、代表取締役社長:佐藤 洋彰)は各社独自の人材プールを構築し、人材の採用にかかる時間やコストの大幅な削減を可能にするアプリケーションを導入することができるダイレクトソーシングプラットフォーム「matchbox(マッチボックス)(公式ページ:https://mxbx.jp/business)を提供しています。

 ビル清掃の株式会社ザイマックスサラ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:岡村 洋祐)は、2022年5月16日より「matchbox」を通じて、外国人技能実習生のデジタルな労務管理をトライアル開始します。ザイマックスサラは現在約60名の技能実習生を年内に100名まで増やす予定で、この取り組みで労務管理の効率化を目指します。

グラフィカル ユーザー インターフェイス自動的に生成された説明

 ザイマックスサラは現在、ビルクリーニング職種の外国人技能実習生60名を採用しています。ビルクリーニング職種で1日8時間の労働時間を提供するには朝はオフィスの清掃を行い、昼にホテルの客室清掃を行うなど複数のホテルやオフィスビルの清掃を組み合わせることが必要不可欠です。一方で、それらの複雑な作業スケジュールをメールや電話連絡で管理するのは容易ではありません。また、まだ日本語に堪能ではない外国人技能実習生に連絡をする場合は外国人スタッフを含め外国語を話すことができる社員が対応する必要があります。

 ザイマックスサラの企画ディビジョン長 玉野氏は、今回の取り組みについて「ザイマックスサラの外国人技能実習生は仕事にも熱心かつ優秀で、安定した戦力として非常に力になっている。しかし、早朝短時間の仕事が中心のビル清掃で週40時間の業務を組み立てるスケジュール管理は複雑になってしまう。今回の取り組みにより、複雑化する労務管理をデジタル技術により効率化したい」と言います。また、「これまでのスケジュール調整はバイリンガルスタッフが担当していたケースも多い。今後、バイリンガルスタッフには言語の力を活かした仕事により一層集中できる環境を提供したい」と言います。

 「matchbox」はアプリケーション上に全ての従業員を登録することができ、カレンダーアプリのようにシフトを視覚的に簡単に配置・登録することができます。登録されたシフトは全ての従業員に共有され、従業員自身がアプリケーションからシフトに登録することで簡単にスケジュールを調整することができます。また、給与計算や支払いなどの労務管理が自動化されているほか、外国人ビザなどの登録も可能で採用に関する事務手続きが大幅に簡略化できます。

Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、人や組織の課題解決を目指していきます。

株式会社ザイマックスサラについて

株式会社ザイマックスサラは、株式会社ザイマックスのグループ会社として、2008年に現在の前身となる株式会社マックスクリーンとして設立いたしました。2019年4月に株式会社ザイマックスサラに名称変更し、首都圏、関西圏を中心に全国規模で清掃事業を展開しています。グループ管理物件のオフィスビル・商業施設の日常清掃を中心に、近年ではグループのホテル事業拡大に伴いルームメイク業務も拡大中です。

「matchbox(マッチボックス)」について

「matchbox」は自社独自の人材プールを構築することで、人材の採用にかかる時間やコストを大幅に削減することができるダイレクトソーシングプラットフォームです。導入企業は現役従業員をはじめ、OBOGや退職者、登録制アルバイトを中心とした自社独自の人材プールの構築が可能です。アプリケーションを通じて、人材プールに対するシフトの共有から採用までを簡単に行うことができます。勤務が確定した場合は人材に合わせ雇用手続き、給与計算、支払い、全て自動化で対応。企業と働き手の信頼関係をベースとしたコミュニティを実現します。現役従業員と外部人材を同時にマネジメントできる唯一無二のアプリケーションであり人々の働き方を前進させる革新的なサービスです。現在、関連特許を5つ出願しそのうち4つが取得済みです。

matchboxのマッチングまでの流れ:

① 募集の3時間前までに、事業所が求人する日時・人数・時給・条件等を登録

② 求職者が、条件に合う事業所を選択し応募

③ 応募者の中から、事業所が勤務者を選定

④ 当該事業所で勤務

ダイレクトソーシングについて

企業が自社の候補者プール(元社員、退職者、採用管理システムの応募者)を活用し、臨時社員として社内に配置するプロセスを指す言葉として一般的に使われている。最近では、人材育成の進化と多重化によりダイレクトソーシングの需要が高まっており、候補者人材プールを管理・キュレーションをするための社内または第三者が管理するテクノロジー・プラットフォームの利用も進んでいる。

引用: Crain Communications Inc. (2021). Achieving Excellence in direct Sourcing for the contingent workforce ※1989年設立の米大手人材関連調査会社SIA(Crain Communications Inc.)の親会社

マッチボックステクノロジーズ訳

「Matchbox Technologiesグループ」について

Matchbox Technologiesグループは、「matchbox」を提供する株式会社Matchbox Technologies、ローソンの店舗経営を中心とした株式会社Fuzion’z、ローソンとの合弁会社で、ローソン店舗向けの人財教育・人財派遣などを行うローソンスタッフ株式会社によって構成されています。2004年にFusion‘zを創業しローソン国内最大級の加盟店に成長し、その後、人不足対策のためローソンスタッフを設立し派遣事業を全国で展開しました。さらなる柔軟性を求め、当社を設立し「matchbox」事業を開始しました。株式会社Matchbox Technologiesは、製品開発、マーケティング、広告事業の意思決定者にアメリカやベトナムなど様々な国籍の人材を起用しており、ベンチャーでありながらグローバルに受け入れられるような製品展開をしています。

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