プレスリリース
2022-06-06
株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社:新潟県中央区、代表取締役社長:佐藤 洋彰)は各社独自の人材プールを構築し、人材の採用にかかる時間やコストの大幅な削減を可能にするアプリケーションを導入することができるダイレクトソーシングプラットフォーム「matchbox(マッチボックス)(公式ページ:https://mxbx.jp/business)を提供しています。
交通量調査の株式会社アーバントラフィックエンジニアリング(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:鈴木 弘幸)は、2022年6月より福岡事務所にて「matchbox」を導入します。これにより交通量調査などに伴うアルバイト人員のデータベース化、採用、給与支払いまでをデジタルツールで管理し、業務の効率化を図ります。また、福岡事業所での結果を検証し全国での導入も検討しています。
アーバントラフィックエンジニアリングは過去に働いたことのある人材を表計算ソフトによるリストで管理しています。実際の雇用の際は2,000人にものぼるリストに対し個別にメールや電話で連絡をし、人材が十分に揃わない場合は人材会社や求人サービスで足りない人員を補っていました。しかし、2,000人のリストの中からアクティブな人材を見つけ出すことは容易ではなく、人数が充足しない場合は人材会社に依頼しており支払う手数料も課題となっていました。採用が決まっても、屋外での業務が中心となるため雨天の場合の中止の連絡などの正確性や工数にも課題を抱えていました。また、労務管理の面でも給与は当日の現金払いであり経理処理の工数もかかっていました。
「matchbox」はアプリケーションのデータベース上に全ての従業員を登録することができ、カレンダーアプリのようにシフトを視覚的に簡単に配置・登録することができます。登録されたシフトは全ての従業員に共有され、従業員自身がアプリケーションからシフトに登録することで簡単にスケジュールを調整することができます。また、給与計算や支払いなどの労務管理が自動化されており採用に関する事務手続きが大幅に簡略化できます。
これにより、アーバントラフィックエンジニアリングは2,000人にのぼる人材データに同時の求人を出すことができ、2,000人の資産を効率的に利用できることができるだけでなくアナログで行っていた採用や労務管理に関する工数も大幅に削減することができます。また、今後のさらなる人材の登録でより多くの人材資産を貯めることができます。
アーバントラフィックエンジニアリングは「matchbox」を通じて、人員確保及び労務管理の効率化を目指します。また、アーバントラフィックエンジリアリングの企画調査部課長の衛藤大介氏は「交通量調査のような単発かつ大人数の人員を確保するために、これまで様々なソフトウェアを駆使しながら行っていた作業を、一つのソフトウェアに一元化できる理想的なアプリケーションだと思います。また、調査現場での現金支給が一般的な交通量調査ですが、即払いのメリットはそのままに、立替による給与の銀行振込にも対応しておりますので、現金を一つ一つ封筒に袋詰めする準備の手間も省けますし、多額の現金を現場で紛失するリスクを回避できることにも期待しています」と述べています。
Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、人や組織の課題解決を目指していきます。
昭和53年に設立し、首都圏を中心に、仙台、名古屋、大阪、岡山、広島、福岡、沖縄に技術者を配置し、地域特性に対応した業務を行うとともに、各事業所が得意分野を中心に連携し、グローバルな視点で全国の交通事情を見つめています。
「matchbox」は自社独自の人材プールを構築することで、人材の採用にかかる時間やコストを大幅に削減することができるダイレクトソーシングプラットフォームです。導入企業は現役従業員をはじめ、OBOGや退職者、登録制アルバイトを中心とした自社独自の人材プールの構築が可能です。アプリケーションを通じて、人材プールに対するシフトの共有から採用までを簡単に行うことができます。勤務が確定した場合は人材に合わせ雇用手続き、給与計算、支払い、全て自動化で対応。企業と働き手の信頼関係をベースとしたコミュニティを実現します。現役従業員と外部人材を同時にマネジメントできる唯一無二のアプリケーションであり人々の働き方を前進させる革新的なサービスです。現在、関連特許を5つ出願しそのうち4つが取得済みです。
① 募集の3時間前までに、事業所が求人する日時・人数・時給・条件等を登録
② 求職者が、条件に合う事業所を選択し応募
③ 応募者の中から、事業所が勤務者を選定
④ 当該事業所で勤務
企業が自社の候補者プール(元社員、退職者、採用管理システムの応募者)を活用し、臨時社員として社内に配置するプロセスを指す言葉として一般的に使われている。最近では、人材育成の進化と多重化によりダイレクトソーシングの需要が高まっており、候補者人材プールを管理・キュレーションをするための社内または第三者が管理するテクノロジー・プラットフォームの利用も進んでいる。
引用: Crain Communications Inc.※ (2021). Achieving Excellence in direct Sourcing for the contingent workforce ※1989年設立の米大手人材関連調査会社SIA(Crain Communications Inc.)の親会社
マッチボックステクノロジーズ訳
Matchbox Technologiesグループは、「matchbox」を提供する株式会社Matchbox Technologies、ローソンの店舗経営を中心とした株式会社Fuzion’z、ローソンとの合弁会社で、ローソン店舗向けの人財教育・人財派遣などを行うローソンスタッフ株式会社によって構成されています。2004年にFusion‘zを創業しローソン国内最大級の加盟店に成長し、その後、人不足対策のためローソンスタッフを設立し派遣事業を全国で展開しました。さらなる柔軟性を求め、当社を設立し「matchbox」事業を開始しました。株式会社Matchbox Technologiesは、製品開発、マーケティング、広告事業の意思決定者にアメリカやベトナムなど様々な国籍の人材を起用しており、ベンチャーでありながらグローバルに受け入れられるような製品展開をしています。