湯沢町が運営するギグワークサイト「ゆざわマッチボックス」が登録者550人突破 自治体による推進と地域への安定した仕事の提供が決め手に

プレスリリース

2022-12-06

 株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社長:佐藤 洋彰)はギグワーカーを含めた各社独自の人材プールを構築し、人材の採用にかかる時間やコストの削減を可能にすることができるプラットフォーム「matchbox(マッチボックス)」を提供しています。マッチボックステクノロジーズは2022年7月から、新潟県南魚沼郡湯沢町(町長:田村正幸 たむらまさゆき)のデジタル技術を活用した労働環境提供・効率化事業において、湯沢町独自のギグワークプラットフォーム「ゆざわマッチボックス(URL:https://matchbox.jp/niigata/yuzawa)」の導入・運用を受託しています。この度「ゆざわマッチボックス」の登録者が550人を突破しました※。

※湯沢町の人口は7,893人(2022年11月末現在)、労働力人口は3,532人(令和2年国勢調査)です。

■「ゆざわマッチボックス」登録者の決め手は地域に根ざした求人の充実

 「ゆざわマッチボックス」利用企業はサイトおよびアプリケーション上に簡単に求人を出すことができ、働き手はサイトやスマートフォンアプリケーション上から湯沢町のさまざまな企業が出した求人に対し短期単発から申し込むことができます。短期単発の仕事を提供するギグワークサービスはこれまでもありましたが、自治体が推進するギグワークサービスは「ゆざわマッチボックス」が全国初です。自治体が地元企業に積極的に働きかけることで求人が大きく増加し、現在時点以降で約2500件以上の湯沢町の求人があります。 利用者の声では、「一般的なギグワークサービスだと新潟市内の求人しか見つからず短期で働きに出るには遠すぎる」「マッチボックスでは湯沢町の求人が多く働きやすい」とのコメントがありました。

■利用者に対するアンケートでも「住んでいるところから近い」が最多

 「ゆざわマッチボックス」利用者に対してアンケートも行いました(アンケート回答者37名)。「ゆざわマッチボックス」で湯沢町を就業場所にした理由は、「住んでいるところから通勤可能な範囲だった」が最多で37名中24名が回答し、約65%となりました。次いで「自治体の公式サイトであり安心感があった」が15名で約41%となりました。 アルバイトや求人関連のサイトでは地域の仕事は全国向けのサービスの中から検索やフィルターをかけて調べるものがある一方で、地域の働き手にとっては地元の仕事が多いことや信頼できる自治体が運営している安心感が重要であるということがわかりました。

■湯沢町は来年度に累計登録者1,000人以上を見込む 

 湯沢町は「就業機会の最大化」「企業の人手不足解消・業務の効率化」などを目指して本事業を開始しました。今回のアンケートでは他のサービスと比べて地元ならではの安心感や地理的に近い環境での就業環境、副業や兼業としての使用などに一定の評価をいただいています。今後「ゆざわマッチボックス」は自治体主導による多様な働き方のより一層の実現を目指していきます。具体的な目標として、湯沢町として主要産業の一つであるスキー場開きを控える中、「ゆざわマッチボックス」はそれらの仕事の求人も増加させていきます。遊びの隙間時間にアルバイトを行うリゾートバイトなどのアピールも行うことでさらなる登録者の増加を促し、来年度に累計登録者1,000人以上を見込んでいます。

■「マッチボックス」は他の自治体での導入も目指す 

 マッチボックステクノロジーズは湯沢町に「ゆざわマッチボックス」を提供しました。今回のサービスは湯沢町、町内企業、利用者からも高い評価を受けており、アンケート結果からも地域に根ざしたギグワークサービスの重要性が明らかになりました。マッチボックステクノロジーズは今後、より働きやすい環境を目指すために他の自治体とも地域に根ざしたサービスの提供を目指します。Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、雇用側の金銭的・人的コストの効率化および柔軟に働ける社会の実現を目指していきます。

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