プレスリリース
2023-08-07
株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社︓新潟県新潟市中央区、代表取締役社⻑︓佐藤 洋彰)は従業員・パート・アルバイト・ギグワーカーを含めた各社独⾃の⼈材プールを構築し、⼈材の採⽤にかかる時間やコストの⼤幅な削減を可能にすることができるセルフソーシング®️※サービス「matchbox(マッチボックス)」を提供しています。この度、マッチボックステクノロジーズは大阪府泉佐野市(市長:千代松 大耕 ちよまつ ひろやす)から「泉佐野市就労マッチングサイト運営業務」を受託しました。
本事業により泉佐野市はギグワーク求人が集約された自治体公式のギグワークプラットフォーム「いずみさのマッチボックス」の開設による求人のDX化と地域の企業に対するセルフソーシングプラットフォームの普及を目指します。自治体公式のギグワークプラットフォームの開設は新潟県外では初となります。
※人材を自社のデータベースに登録し自社のデータベースに対する人材募集を行うmatchboxの仕組みをアウトソーシングと対比しセルフソーシングという名称で商標を取得しました
本事業ではマッチボックステクノロジーズがプラットフォームの提供および管理保守・運用を行い、企業はマッチボックステクノロジーズに利用申し込みを行います。利用企業による泉佐野市内を就業地とした求人は「いずみさのマッチボックス」およびアプリケーション上に集約され、泉佐野市内の求人を全国から閲覧・応募することができるようになります。
関西空港を有する泉佐野市において、人口減少に伴い生産年齢人口の就業者数が減少しており、市内企業では人材不足になっています。また、求人情報が適切に届けられていないなどの課題もあります。その結果、特に空港グランドハンドリング業務(空港地上支援業務)や介護、飲食店、ホテルなどの業界で人材を募集しても応募が来ないという現象も起こっています。
今後の繁忙期、アフターコロナ後の働き手需要も増加するなか、この課題の解決策として、若年層の市外流出抑制やUIターン者の就業促進、子育て世代が隙間時間を活用した短時間勤務など、生産年齢人口を増やすとともに、柔軟に働けるデジタル技術を活用した雇用マッチングプラットフォームを構築して、誰もが柔軟に働ける地域社会の実現を図ることで、多様な人材の活躍と市内企業の生産性向上の実現を目指します。
マッチボックステクノロジーズは同様の仕組みを2022年以降新潟県の三自治体に提供しております。
マッチボックステクノロジーズは本事業の提案において、公共性、持続性、発展性、実現性、運用体制などの点から評価され本事業に選定されました。本事業のプロポーザル仕様書は下記のリンクから参照できます。
(https://www.city.izumisano.lg.jp/kakuka/seikatsu/shoko/menu/oshirase/11614.html)
・公共性
1 多くの企業が利用できる仕組み
2 多くの人が働ける仕組み
3 コンプライアンス遵守・労働者保護
・持続性・発展性
1 自治体や企業の負担少
2 ヒト、企業、マチが繋がる
3 データ化・可視化
・実現性・運営体制
1 プラットフォームの構築実績
2 運営サポート
・システムの詳細要件
1 利用者向けの環境整備
2 自律分散型かつ連携可能なプラットフォーム
3 効率的な求人掲載・採用・母集団の形成
泉佐野市では多くの方に本事業を理解していただくために事業者向け説明会を先んじて行っています。人材不足に悩む企業の方に本事業がデジタルを活用しどのように人材不足に対応していくかや具体的な使用方法などを説明します。
・概要
1. 日時
8月29日(火)、8月31日(木)、9月7日(木)のそれぞれ
10:30~11:30、13:00~14:00、15:00~16:00に開催
2. 場所:エブノ泉の森ホール2F 会議室(大)
大阪府泉佐野市市場東1丁目2番1号 泉佐野市立文化会館
3. 開催形式 会場参加(定員50名)およびオンライン参加
4. 参加費 無料
5. お申込み・参加方法
下記リンクから説明会への参加お申し込みができます
https://forms.gle/r96vVE48y9R4bYtA6
6. 説明会についてのお問い合わせ先
泉佐野市生活産業部 まちの活性課 商工労働観光係
kankou@city.izumisano.lg.jp
総務省統計局の「労働力調査(詳細集計) 2022年(令和4年)」※1によると非正規の職員・従業員の雇用形態の選択理由は「自分の都合の良い時間に働きたい」が33.5%(2101万人中679万人)と最も多く増加傾向にあります。近年、多様な働き方を求めて自発的に非正規雇用を選択する人が増加しています。また、「育児・介護と両立しやすいから」も10.9%(2101万人中222万人)となっており、子育て世代との両立や高齢化社会による影響も見られます。
一方で、労務処理や人材管理の複雑さから企業が多くのギグワーカー※2を雇用する体制を構築するのは容易ではありません。また、ギグワーカーは業務委託契約のものもあり、労働者の権利が守られていない場合もあります。本プラットフォームでは、労務処理や人材管理の工程の大部分が自動化され採用が効率化されます。また、企業と働き手は直接雇用契約を結ぶことになり働き手も安心した環境で働くことができます。
※1総務省
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/ndtindex.pdf
※2ギグワーカー
インターネットを通じて、単発で仕事を請け負う働き手のこと
Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、人や組織の課題解決を目指していきます。
以上