シモハナ物流株式会社
2024-12-23
シモハナ物流株式会社は、食品の物流分野で全国トップクラスの規模をもつ物流会社です。今回は担当の島原様にマッチボックス導入後の変化や求職者との接し方などについてお話を伺いました。
島原様:生産年齢人口減少による労働力不足、2040年問題により「将来への備え」が必要だと感じていました。そのためにも新たな人材の流入口(接点)を増やしていく必要があると。
また、働き方の多様化も進んでいるので、即払いや働きたい時に働ける仕組みがあればいいなと考えておりました。
島原様:マッチボックスの営業の方がアポイントを取ってきたのが最初ですね。説明を受けて、興味関心を持つ営業所が増えてきたので検討しました。
導入する決め手となったのは、マッチボックスのサポートメンバーが一生懸命対応してくれて、伴走してくれたことですね。それにより中長期の課題や社会の変化を見据えたときに課題解決できるイメージを持つことができました。
また、システム改修などへの改善姿勢が強く、こちらの話もしっかり聞いてくれたという現場のスタンスに信頼感があり、導入しようと思いました。
島原様:ギグワーカーの自社雇用は、働き方が違うだけで直雇用の人と同じだなと感じました。パートナーとは、その時だけの関係ではなく、継続した関わり方ができるのだと。マッチボックスからきたギグワーカーさんは、人によっては長くご縁が続いていくので、「人との関わり方」を現場で意識して取り組むようになりましたね。
効果でいうと、リピーターが勤務することで生産性が上がり、商品破損や仕分け間違いが減少したことです。また、求職者の働き方に対して細かいニーズに応えられるようになりました。直雇用で週1だけ、短時間だけの応募がありますが、その際はマッチボックスを案内した事例もあります。
マッチボックスを通して勤務してもらうと、気軽に接点を持って相手のリズムで働いてもらえることができるようになりました。マッチボックスにはそういう利用の仕方もあるんだなと感じましたね。
島原様: 基本的にOJTで実務研修を行い、簡単な軽作業からスタートして慣れていただきます。その他にもマッチボックスのベテランの方が新人の方へ教えてくれていますので、マッチボックスの方同士でもコミュニケーション取れるようになっています。
また、朝礼ミーティングの実施や、作業に必要な備品の貸し出しなど、働きやすい環境作りにも注力しています。
島原様:一般の公開求人を出すことや、実際にマッチボックスを利用して来ている方に友人などを紹介してもらうような形で働きかけをしています。
島原様: 働き方の多様化に対応するため、一つのシフトを細分化して、複数人で分けていく。例えば8時間を2時間ずつ4人で分担するなど、目の前の物流を止めないように、より柔軟な働き方を実現していきたいと考えています。
島原様:2040年に向けた人口バランスの変化を見据え、外国人労働者の受け入れやAI化、システム化を進めながら人的サービスの価値を高めていく取り組みが必要であると考えています。問題を先送りせず、一つずつ解決していくことが重要だと思うので、将来への備えの一つとしてマッチボックスを考えてはどうかなと。
私たちから見るお客様であったり、最後の消費者のところであったり、そういったところに向けて使命をこの先も継続的にしっかりと成し遂げられるようにしていきたいですね。